和室から洋室へ大変身!内装リフォームのポイントと費用相場を解説

「古くなった和室を、もっと使いやすい洋室に変えたい」「ライフスタイルの変化に合わせて、住空間をアップデートしたい」そうお考えの方も多いのではないでしょうか。和室から洋室へのリフォームは、間取りや内装を一新することで、住み心地を大きく向上させる魅力的な選択肢です。しかし、いざリフォームを検討し始めると、費用や工事期間、注意点など、分からないことがたくさん出てくるかと思います。
そこで本記事では、和室から洋室へのリフォームを検討している方に向けて、リフォームの種類別の費用相場や、リフォームを成功させるための注意点などを解説します。ぜひ参考にして、理想の住空間を実現してください。
この記事で得れること
✓ 和室から洋室へリフォームの基礎知識
✓ 和室から洋室へリフォームの相場
✓和室から洋室へリフォームのポイント
この記事の内容が少しでも参考になれば幸いです(^^)/
- 1. 1. はじめに
- 1.1. 1-1. 和室から洋室へのリフォームを検討する人が増えている背景
- 1.2. 1-2. リフォームのメリット
- 2. 2. 和室から洋室へのリフォームの種類と費用相場
- 2.1. 2-1. 畳からフローリングへの変更
- 2.2. 2-2. 壁・天井のクロス張り替え
- 2.3. 2-3. 収納(押し入れ→クローゼット)
- 2.4. 2-4. 建具(襖→ドア)
- 2.5. 2-5. 間取り変更
- 2.6. 2-6. 全体リフォーム
- 2.7. 2-7. 築年数ごとの費用相場
- 3. 3. リフォームの際の注意点
- 3.1. 3-1. 断熱・防音対策
- 3.2. 3-2. 床の段差解消
- 3.3. 3-3. 業者選びのポイント
- 3.4. 3-4. マンションリフォームの注意点
- 4. 4. まとめ
1. はじめに

近年、和室から洋室へのリフォームを検討する人が増えています。ライフスタイルの変化や高齢化に伴い、より快適で機能的な住空間を求めるニーズが高まっているためです。
1-1. 和室から洋室へのリフォームを検討する人が増えている背景
▪ライフスタイルの変化
- 畳よりもフローリングの方が、ベッドやソファなどの洋風家具を配置しやすい
- フローリングは掃除がしやすく、ダニやカビの発生を抑えられる
▪高齢化
- 畳は足腰への負担が大きく、高齢者や体の不自由な方には不向き
- フローリングは車椅子での移動が容易で、バリアフリー化に適している
1-2. リフォームのメリット
▪バリアフリー化
床の段差を解消し、高齢者や体の不自由な方も安全に過ごせる
▪インテリアの選択肢増加
フローリングやクロスはデザインが豊富で、好みの空間を実現できる
▪メンテナンス性の向上
フローリングは畳に比べて掃除がしやすく、メンテナンスが容易
▪空間の有効活用
押し入れをクローゼットに変更することで、収納力が向上
2. 和室から洋室へのリフォームの種類と費用相場

和室から洋室へのリフォームは、部分的なものから全体的なものまで、さまざまな種類があります。以下に、代表的なリフォームの種類と費用相場をご紹介します。
2-1. 畳からフローリングへの変更
- 費用相場:6畳の場合、約10万円~30万円
- ポイント:フローリングの種類によって費用が異なります。無垢材は高価ですが、合板フローリングは比較的安価です。
2-2. 壁・天井のクロス張り替え
- 費用相場:6畳の場合、約5万円~15万円
- ポイント:クロスの種類やグレードによって費用が異なります。珪藻土クロスなどは機能性が高い分、費用も高くなります。
2-3. 収納(押し入れ→クローゼット)
- 費用相場:約10万円~30万円
- ポイント:クローゼットのサイズや仕様によって費用が異なります。ハンガーパイプや棚などを設置する場合は、別途費用がかかります。
2-4. 建具(襖→ドア)
- 費用相場:約5万円~20万円
- ポイント:ドアの種類(開き戸、引き戸、折れ戸など)やデザインによって費用が異なります。
2-5. 間取り変更
- 費用相場:約50万円~
- ポイント:壁の撤去や新設を伴うため、費用が高額になる傾向があります。建物の構造によっては、間取り変更ができない場合があります。
2-6. 全体リフォーム
- 費用相場:約50万円~150万円
- ポイント:畳からフローリング、壁・天井のクロス張り替え、収納、建具など、和室全体を洋室にリフォームします。
2-7. 築年数ごとの費用相場
- 築10年以内:比較的状態が良いため、費用を抑えられる傾向があります。
- 築10年~30年:設備の老朽化が進んでいる場合があり、修繕費用が加算されることがあります。
- 築30年以上:大規模なリフォームが必要になる場合があり、費用が高額になる傾向があります。
3. リフォームの際の注意点

3-1. 断熱・防音対策
和室は、一般的に断熱性や防音性が低い傾向があります。特に、畳はフローリングに比べて保温性が高く、冬は暖かく過ごせますが、夏は熱がこもりやすいというデメリットがあります。また、襖や障子などの建具も、気密性が低いため、外部の音が入りやすく、内部の音が漏れやすいという問題があります。
そのため、和室から洋室へリフォームする際には、断熱材や防音材を導入することで、より快適な住空間を実現できます。
- 断熱対策:
- 壁や天井に断熱材を入れる
- 窓を断熱性の高い複層ガラスや二重サッシに変更する
- 床下に断熱材を入れる
- 防音対策:
- 壁や天井に遮音シートや吸音材を入れる
- 床に防音性の高いフローリング材やカーペットを使用する
- ドアを防音ドアに変更する
これらの対策を行うことで、冷暖房効率が向上し、光熱費の削減にもつながります。また、外部の騒音を軽減し、静かで快適な室内環境を実現できます。
3-2. 床の段差解消

和室と洋室では、床の高さが異なる場合があります。畳はフローリングよりも厚みがあるため、畳からフローリングへ変更すると、隣接する部屋との間に段差が生じることがあります。段差は、つまずきや転倒の原因となるため、解消する必要があります。
段差解消の方法としては、以下のようなものがあります。
- 床の高さを調整する
- スロープを設置する
- 段差解消機を設置する
床の高さ調整は、費用がかかる場合がありますが、最も安全で快適な方法です。スロープや段差解消機は、比較的安価に設置できますが、スペースを取る場合があります。

『ゆきプロ』
ゆきプロがリフォームした事例で、和室の床の高さを上げたものがあるので、リンクを貼っておきます。興味がある方はぜひご覧ください(^^)/
↓↓↓
3-3. 業者選びのポイント

リフォームを成功させるためには、信頼できる業者選びが非常に重要です。以下のポイントを参考に、慎重に業者を選びましょう。
- 複数の業者から見積もりを取り、比較検討する:
- 費用だけでなく、工事内容や使用する材料なども比較しましょう。
- 実績が豊富で、信頼できる業者を選ぶ:
- 過去の施工事例や口コミなどを確認しましょう。
- 建設業許可を持っているか確認しましょう。
- アフターサービスが充実している業者を選ぶ:
- 保証期間や定期点検の有無などを確認しましょう。
- 万が一、リフォーム後に不具合があった場合、迅速に対応してくれる業者を選びましょう。
注意点
業者選びでの注意点は、会社の評判や実績がよくても実際に対応してくれる担当者や職人の経験や実力が必ずしもいいとは限らないことです。「実際に対応してくれる担当者や職人が信頼できるかどうか」を重視するようにしましょう。
3-4. マンションリフォームの注意点

マンションのリフォームは、戸建て住宅とは異なる注意点があります。
- マンションの管理規約を確認し、リフォーム可能な範囲を確認する:
- マンションによっては、床材の種類や工事時間帯などに制限がある場合があります。
- 近隣住民への配慮を忘れず、騒音や振動に注意する:
- 工事前に、近隣住民に挨拶をして、工事内容や期間などを説明しましょう。
- 工事中は、騒音や振動を最小限に抑えるように配慮しましょう。
- マンションによっては、リフォーム前に管理組合への申請が必要な場合があります。

『ゆきプロ』
これらの注意点を守ることで、トラブルを避けてスムーズにリフォームを進めることができます。
4. まとめ
和室から洋室へのリフォームは、住まいの快適性を向上させる有効な手段です。しかし、費用や期間、注意点などを考慮する必要があります。
本記事では、リフォームの種類別の費用相場や、注意点などを解説しました。信頼できる業者を選び、綿密な計画を立てることで、理想の住空間を実現できるでしょう。リフォーム後の快適な暮らしをイメージしながら、ぜひ検討してみてください。

『ゆきプロ』
最後までご覧頂きありがとうございます。
満足のいくリフォームをご検討の方は、大阪府豊中市のリフォーム会社『ゆきプロ』へお早めにご相談ください。
ゆきプロは少数精鋭。経験、実績のあるスタッフのみのプロ集団です。
お見積り無料!お気軽にお問合せください(^^)/