リフォームと同時に考えるべき!防犯対策の基礎知識
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「リフォームするなら、ついでに防犯対策もしておきたいけど、何から始めればいいの?」
このように考えている方も多いのではないでしょうか。近年、住宅への侵入事件は後を絶ちません。せっかくリフォームするなら、より安全で安心して暮らせる住まいを実現したいですよね。
この記事では、リフォームと同時にできる防犯対策について、初心者の方にもわかりやすく解説します。防犯対策の基本知識から、具体的な対策方法まで、幅広くご紹介します。ぜひ、リフォーム計画の参考にしてみてください。
この記事で得れること
✓ 防犯リフォームの基礎知識
✓ 具体的な防犯対策
この記事の内容が少しでも参考になれば幸いです(^^)/
- 1. 1. なぜリフォームと同時に防犯対策を考えるべきか?
- 1.1. 1-1. 住宅の防犯に関する現状と課題
- 1.2. 1-2. リフォームによって強化できる防犯対策
- 1.3. 1-3. 防犯対策を後回しにすることによるリスク
- 2. 2. リフォームで、できる防犯対策
- 2.1. 2-1. 侵入経路となる場所への対策
- 2.1.1. 2-1-1. 窓・玄関ドアの強化
- 2.1.2. 2-1-2. ベランダ・バルコニーの対策
- 2.1.3. 2-1-3. 1階への侵入対策
- 2.2. 2-2. 視界を確保し、防犯性を高める
- 2.2.1. 2-2-1. 防犯カメラの設置
- 2.2.2. 2-2-2. 照明の工夫
- 2.2.3. 2-2-3. 窓からの視界確保
- 2.3. 2-3. 侵入を困難にする工夫
- 2.3.1. 2-3-1. 防犯ガラスへの交換
- 2.3.2. 2-3-2. 面格子の設置
- 2.3.3. 2-3-3. 防犯フィルムの活用
- 2.4. 2-4. その他の防犯対策
- 2.4.1. 2-4-1. 防犯センサー
- 2.4.2. 2-4-2. 防犯アラーム
- 2.4.3. 2-4-3. 防犯グッズ
- 3. 3. リフォームにおける防犯対策のポイント
- 4. 4.まとめ
1. なぜリフォームと同時に防犯対策を考えるべきか?
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1-1. 住宅の防犯に関する現状と課題
住宅の防犯に関する現状は、決して楽観視できるものではありません。空き巣や強盗などの侵入事件は、多く発生しています。また、防犯意識の高まりとともに、侵入犯の手口も巧妙化しています。
1-2. リフォームによって強化できる防犯対策
リフォームは、住宅のセキュリティレベルを大幅にアップさせる絶好の機会です。窓やドアの強化、防犯カメラの設置など、様々な防犯対策が可能です。
1-3. 防犯対策を後回しにすることによるリスク
防犯対策を後回しにしてしまうと、以下のようなリスクが考えられます。
- 侵入される可能性が高まる: 防犯対策が不十分な住宅は、侵入犯にとって格好のターゲットとなります。
- 被害額が大きくなる: 現金や貴重品だけでなく、思い出の品など、お金に換えられない大切なものが盗まれる可能性があります。
- 精神的な負担が大きい: 侵入されたという事実は、大きな精神的なショックを与えます。
2. リフォームで、できる防犯対策
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2-1. 侵入経路となる場所への対策
2-1-1. 窓・玄関ドアの強化
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窓や玄関ドアは、侵入犯が最も狙う部位の一つです。防犯ガラスへの交換、補助錠の設置など、強化することで侵入を困難にすることができます。
2-1-2. ベランダ・バルコニーの対策
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ベランダやバルコニーも、侵入経路になり得ます。手すりやフェンスの高さを調整したり、侵入防止ネットを設置するなどの対策が有効です。
2-1-3. 1階への侵入対策
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1階は、特に侵入されやすい場所です。窓には面格子を取り付けたり、防犯センサーを設置するなど、多角的な対策を検討しましょう。
2-2. 視界を確保し、防犯性を高める
2-2-1. 防犯カメラの設置
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防犯カメラは、単に録画するだけでなく、多様な機能を持つことで、より効果的な防犯対策となります。不審な動きを検知した際に、スマートフォンに通知を送る機能も便利です。
高画質カメラの選択
人の顔を鮮明に捉えられる高画質カメラを選ぶことで、犯人の特定に役立ちます。また夜間でも鮮明に撮影できる赤外線機能付きのカメラもおすすめです。
設置場所
玄関、庭、駐車場など、侵入経路となる場所に設置しましょう。死角を作らないように、複数のカメラを設置することも効果的です。
録画機能
常時録画、動体検知録画など、様々な録画モードがあります。動体検知録画は、不必要な録画を減らし、必要な時にすぐに映像を確認できます。
クラウド録画
カメラの映像をクラウド上に保存することで、万が一、カメラが盗まれた場合でも、映像データが失われるリスクを軽減できます。
スマートフォン連携
専用アプリを使って、スマートフォンで遠隔監視や録画映像の確認ができます。
2-2-2. 照明の工夫
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照明は、防犯効果を高めるだけでなく、住宅の外観を明るくし、防犯意識を高める効果もあります。壁面や天井に光を当てることで、柔らかな雰囲気を作り出し、防犯意識を高めます。
センサーライト
人感センサーによって自動で点灯し、不審者を威嚇します。玄関灯や庭灯など、様々な場所に設置できます。
防犯灯
明るく広い範囲を照らすことができ、防犯効果が高いです。
ガーデンライト
庭を明るくし、防犯効果を高めるだけでなく、夜の庭を美しく演出します。
間接照明
壁面や天井に光を当てることで、柔らかな雰囲気を作り出し、防犯意識を高めます。
2-2-3. 窓からの視界確保
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窓からの視界を確保することは、外部からの侵入を早期に発見し、防犯意識を高める上で非常に重要です。
・目隠しではなくカーテンにする
目隠しは、外から室内が見えにくくなる一方で、室内からも外が見えにくくなってしまいます。カーテンは、プライバシーを保護しつつ、ある程度の視界を確保できます。
・レースカーテンの併用
レースカーテンは、プライバシーを保護しながら、昼間は自然光を取り込むことができます。
・ミラーフィルム
窓に貼ることで、外から室内が見えにくくなり、防犯効果を高めます。
・植栽
窓の外に植栽を配置することで、視界を遮りつつ、プライバシーを保護できます。
視界を確保する際の注意点
- 死角を作らない:
- 窓から死角を作らないように、カーテンや植栽の配置を工夫しましょう。
- 夜間の視界:
- 夜間は、室内から外が見えにくい場合があります。防犯カメラやセンサーライトを併用することで、安全性を高めましょう。
2-3. 侵入を困難にする工夫
2-3-1. 防犯ガラスへの交換
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防犯ガラスは、一般的なガラスに比べ、高い強度を持ち、侵入者を阻む効果が期待できます。
種類
合わせガラス: 2枚のガラスの間に特殊な中間膜を挟み込んだ構造で、割れても破片が飛び散りにくいのが特徴です。
強化ガラス: ガラスを高温で加熱し、急冷することで強度を高めたガラスです。
ラミネートガラス: 合わせガラスの一種で、中間膜にポリビニルブチラール樹脂を使用し、より高い強度と耐貫通性を備えています。
効果
侵入防止: ガラスを破っての侵入を困難にします。
飛散防止: ガラスが割れても破片が飛び散りにくいため、ケガのリスクを軽減します。
その他のメリット
遮音効果: 外からの騒音を軽減する効果もあります。
断熱効果: 室内の温度を一定に保つ効果もあります。
2-3-2. 面格子の設置
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面格子は、窓の外側に設置する格子状の金具で、物理的に侵入を阻止する効果があります。
種類
横格子: 横方向に棒状の部材を並べたタイプで、視界を確保しながら防犯効果を発揮します。
縦格子: 縦方向に棒状の部材を並べたタイプで、横格子に比べて強度が高く、防犯効果も高いです。
目隠しタイプ: 目隠し効果が高く、プライバシーを保護したい場合に適しています。
効果
侵入防止: 窓をこじ開けたり、ガラスを割って侵入することを困難にします。
防犯効果: 外からの視線を遮り、不審者の侵入を抑制します。
その他のメリット
デザイン性: 様々なデザインの面格子があり、住宅の外観に合わせたものを選ぶことができます。
2-3-3. 防犯フィルムの活用
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防犯フィルムは、ガラスの内側に貼る透明なフィルムで、ガラスの強度を高め、割れにくくします。
種類
PETフィルム: ポリエチレンテレフタレート製のフィルムで、一般的な防犯フィルムです。
ポリエステルフィルム: PETフィルムよりも強度が高く、耐熱性にも優れています。
効果
飛散防止: ガラスが割れても破片が飛び散りにくく、ケガのリスクを軽減します。
侵入防止: ガラスを割る時間を遅らせ、侵入を困難にします。
その他のメリット
UVカット効果: 紫外線をカットし、家具や建材の色あせを防ぎます。
断熱効果: 室内の温度を一定に保つ効果もあります。
これらの防犯対策を選ぶ際のポイント
住宅の構造: 窓の大きさ、形状、材質などを考慮して、適切な防犯対策を選びましょう。
予算: 防犯ガラスへの交換や面格子の設置は、費用がかかる場合があります。予算に合わせて、最適な対策を選びましょう。
デザイン: 住宅の外観や内装に合わせたデザインを選ぶことが大切です。
専門家の相談: 防犯に関する専門家に相談することで、より効果的な対策を選ぶことができます。
2-4. その他の防犯対策
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2-4-1. 防犯センサー
防犯センサーは、窓やドアが開けられたり、人が近づいたりした際に警報を発する装置です。
2-4-2. 防犯アラーム
防犯アラームは、不審者が侵入した際に大きな音を出し、周囲に知らせる装置です。
2-4-3. 防犯グッズ
防犯グッズには、様々な種類があります。例えば、鍵穴に挿すタイプの鍵カバーや、窓に貼るタイプのステッカーなどがあります。
3. リフォームにおける防犯対策のポイント
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・費用対効果の高い対策
防犯対策には、様々な費用がかかります。予算に合わせて、費用対効果の高い対策を選ぶことが重要です。
・DIYとプロの比較
防犯対策は、DIYで行うことも可能です。しかし、専門的な知識や技術が必要な場合もあります。
・補助金制度の活用
自治体によっては、防犯対策に対する補助金制度が設けられている場合があります。
・地域の防犯活動との連携
地域の防犯活動に参加することで、防犯意識を高め、地域の安全を守ることができます。
4.まとめ
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リフォームと同時に防犯対策を行うことは、安全で安心な暮らしを実現するための重要なステップです。この記事で紹介した内容を参考に、ご自身の住宅に合った防犯対策を検討してみてください。
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