冬はぽかぽか、夏は涼しい!断熱リフォームで快適な暮らしを手に入れよう

「冬は寒くて暖房費がかかる」「夏は暑くて冷房が手放せない」そんなお悩みをお持ちではありませんか?実は、これらの悩みを解決し、一年を通して快適な暮らしを実現できる方法があります。それが、断熱リフォームです。
断熱リフォームとは、住宅の壁や天井、床などに断熱材を施工し、室内の温度を一定に保つためのリフォームのことです。今回は、断熱リフォームで得られるメリットや、具体的な工事内容、そして気になる費用や工事期間などについて解説します。
この記事で得れること
✓ 断熱リフォームの基礎知識
この記事の内容が少しでも参考になれば幸いです(^^)/
- 1. 1. 断熱リフォームで得られるもの
- 2. 2. 断熱リフォームの基礎知識
- 2.1. 2-1. 断熱リフォームとは?
- 2.2. 2-2. 断熱材の種類と特徴
- 2.2.1. 各断熱材の特徴
- 2.2.2. 断熱材を選ぶ際のポイント
- 2.3. 2-3. 断熱工事の箇所
- 3. 3. 断熱リフォームのメリットを最大限に引き出すには
- 3.1. 3-1. 窓の断熱対策
- 3.2. 3-2. 外壁・屋根の断熱対策
- 3.3. 3-3. 床下の断熱対策
- 3.4. 3-4. お風呂の断熱対策
- 4. 4. 断熱リフォームQ&A
- 4.1. 4-1. 断熱リフォームの費用は?
- 4.2. 4-2. 工期はどれくらい?
- 4.3. 4-3. 補助金制度はある?
- 5. 5. まとめ
1. 断熱リフォームで得られるもの

・冬は暖かく、夏は涼しい快適な暮らし
断熱リフォームを行うことで、室内の温度差を少なくすることができます。冬は暖房効率がアップし、ポカポカとした温かい空間を、夏は冷房効率がアップし、涼しい室内で過ごせるようになります。
・光熱費の削減で家計に優しい
断熱性能が向上することで、暖房や冷房にかかるエネルギーを大幅に削減できます。結果として、光熱費の節約につながり、家計への負担を減らすことができます。
・健康で快適な室内環境
室温が安定することで、結露やカビの発生を抑え、ダニやハウスダストによるアレルギー症状の緩和も期待できます。また、温度差によるヒートショックのリスクも軽減され、健康で快適な室内環境を実現できます。
・住まいの価値向上
断熱リフォームは、住まいの性能を向上させ、資産価値を高める効果も期待できます。中古住宅の売却や賃貸の際に、断熱リフォーム済みの物件は高い評価を得られるでしょう。
2. 断熱リフォームの基礎知識

2-1. 断熱リフォームとは?

断熱リフォームとは、住宅の壁、天井、床などの構造体や、窓、床下など、熱の出入りが激しい箇所に断熱材を施工し、室内の温度を一定に保つためのリフォームです。これにより、冬は暖かく、夏は涼しい快適な住環境を実現し、冷暖房費の削減にもつながります。
断熱リフォームの効果は、断熱材の種類、厚さ、施工方法、そして住宅の構造や気密性など、様々な要素によって左右されます。
2-2. 断熱材の種類と特徴
断熱材は、その素材や形状によって、様々な種類があります。代表的な断熱材には以下のものがあります。

スタイロフォーム
発泡ポリスチレンを原料とした、軽量で扱いやすい断熱材。主に外壁や基礎の断熱に使用されます。

グラスウール
再生ガラスを原料とした、繊維状の断熱材。コストパフォーマンスが高く、住宅の断熱材として最も広く利用されています。

ロックウール
玄武岩を原料とした、繊維状の断熱材。不燃性で、耐熱性、吸音性にも優れています。

ウレタンフォーム
液体を吹き付けて発泡させることで硬化する断熱材。隙間なく施工できるため、気密性が高く、高い断熱性能が得られます。
各断熱材の特徴
断熱材 | 特徴 | メリット | デメリット |
---|---|---|---|
スタイロフォーム | 発泡体 | 軽量、扱いやすい | 断熱性能はやや劣る |
グラスウール | 繊維状 | コストパフォーマンスが高い、施工しやすい | 湿気に弱い、チクチクする |
ロックウール | 繊維状 | 不燃性、耐熱性、吸音性 | コストはやや高め |
ウレタンフォーム | 発泡体 | 気密性が高い、隙間なく施工できる | コストが高い、施工に専門知識が必要 |
断熱材を選ぶ際のポイント
- 断熱性能: 断熱材の熱伝導率(λ値)が低いほど、断熱性能が高いです。
- 施工箇所: 断熱材の種類によって、適した施工箇所が異なります。
- コスト: 断熱材の種類や厚さによって、コストは大きく変わります。
- 環境性能: リサイクル性や、製造過程での環境負荷などを考慮することも重要です。
2-3. 断熱工事の箇所

断熱工事は、住宅の様々な箇所で行うことができます。
- 外壁: 外壁に断熱材を施工することで、外気の影響を軽減し、室内の温度を安定させます。
- 屋根: 屋根は、熱の出入りが激しい箇所の一つです。屋根裏に断熱材を施工することで、夏は涼しく、冬は暖かい室内環境を実現できます。
- 天井: 天井に断熱材を施工することで、暖気が上に逃げるのを防ぎ、暖房効率を向上させます。
- 床: 床下の断熱材は、足元の冷えを防ぎ、暖房効率を向上させます。
- 窓: 窓は、熱の出入りが最も大きい箇所の一つです。断熱性の高いペアガラスへの交換や、内窓の設置、断熱フィルムの施工など、さまざまな窓の断熱対策があります。
3. 断熱リフォームのメリットを最大限に引き出すには

3-1. 窓の断熱対策
窓は、熱の出入りが最も大きい箇所であり、冷暖房効率に大きく影響します。断熱性の高い窓への交換や、内窓の設置、断熱フィルムの施工など、様々な断熱対策があります。

ペアガラスへの交換
2枚のガラスの間に空気層を設けたペアガラスは、断熱性、気密性が高く、結露の発生も抑えます。

内窓の設置
既存の窓の内側に内窓を設置することで、断熱効果を高め、防音効果も期待できます。

断熱フィルムの施工
窓ガラスの内側に貼るフィルムで、太陽熱を反射し、室温の上昇を抑えます。

遮熱ブラインドやカーテン
太陽光を遮り、室温の上昇を抑えます。
窓の断熱対策を選ぶ際のポイント
防音効果: 外からの騒音を軽減したい場合は、防音効果も考慮しましょう。
予算: ペアガラスへの交換は費用がかかりますが、断熱効果も高いです。予算に合わせて、最適な方法を選びましょう。
遮熱効果: 夏場の冷房効率を上げるには、遮熱効果の高い断熱対策がおすすめです。
3-2. 外壁・屋根の断熱対策

外壁や屋根は、住宅を外部の環境から守る重要な部分です。断熱材を施工することで、外気温の影響を軽減し、室内の温度を安定させます。
- 外壁への断熱材の施工: 外壁に断熱材を施工する外断熱工法は、断熱性能が高く、耐久性も優れています。
- 屋根裏への断熱材の施工: 屋根裏に断熱材を施工することで、夏は涼しく、冬は暖かい室内環境を実現できます。
- 屋根の塗装: 遮熱塗料を使用することで、太陽熱を反射し、室温の上昇を抑えます。
外壁・屋根の断熱対策を選ぶ際のポイント
耐久性: 外壁や屋根は、長期間風雨にさらされるため、耐久性のある断熱材を選びましょう。
断熱材の種類: 外壁や屋根の構造に合わせて、適した断熱材を選びましょう。
施工方法: 外断熱工法、内断熱工法など、様々な施工方法があります。
3-3. 床下の断熱対策

床下から冷気が侵入することで、足元が冷えたり、室温が下がる原因となります。床下の断熱工事を行うことで、暖房効率をアップし、快適な室内環境を実現できます。
- 床下への断熱材の充填: 床下に断熱材を充填することで、床下からの冷気を遮断します。
- 床下の換気扇の設置: 床下の湿気を排出することで、カビやシロアリの発生を防ぎ、断熱効果を高めます。
床下の断熱対策を選ぶ際のポイント
施工方法: 床下の構造に合わせて、適した施工方法を選びましょう。
断熱材の種類: 床下は湿気がこもりやすい場所なので、湿気に強い断熱材を選びましょう。
3-4. お風呂の断熱対策

お風呂は、特に冬場、冷え込みやすい場所です。断熱対策を行うことで、快適な入浴空間を実現できます。また、室内との温度差で起こるヒートショック対策にもなります。
- 浴室の窓の断熱: 浴室に窓がある場合は、断熱シートを貼ったり、内窓を設置したりすることで、冷気の侵入を防ぎます。
- 浴室壁・天井の断熱: 浴室の壁や天井に断熱材を施工することで、熱の逃げを防ぎ、保温効果を高めます。
- 浴室暖房機の活用: 浴室暖房機は、浴室を暖めるだけでなく、乾燥効果もあり、カビの発生も抑制します。
- 浴槽の保温カバー: 浴槽に保温カバーをすることで、湯温の低下を防ぎます。
お風呂の断熱対策のメリット
快適な入浴: 寒さを感じることなく、快適な入浴が楽しめます。
光熱費の削減: 浴室の保温効果を高めることで、追い焚き回数などを減らし、光熱費を削減できます。
カビの防止: 湿気がこもりやすい浴室は、カビが発生しやすい場所です。断熱対策を行うことで、カビの発生を抑制し、清潔な浴室を保てます。
お風呂の断熱対策を選ぶ際のポイント
予算: 浴室の広さや、施工箇所によって費用は異なります。
施工方法: DIYでできる簡単なものから、業者に依頼する大規模なリフォームまで、様々な方法があります。

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4. 断熱リフォームQ&A

4-1. 断熱リフォームの費用は?

断熱リフォームの費用は、施工範囲、断熱材の種類、厚さ、施工方法、住宅の構造など、様々な要素によって大きく変動します。
- 施工範囲: 全室を対象とするか、特定の部屋のみかによって費用は変わります。
- 断熱材: 高性能な断熱材ほど高価になる傾向があります。また、施工箇所によって適した断熱材が異なるため、費用も変動します。
- 厚さ: 断熱材の厚さを増やすほど、断熱性能は向上しますが、費用も高くなります。
- 施工方法: 外壁に断熱材を貼り付ける外断熱工法や、壁の中などに断熱材を充填する内断熱工法など、施工方法によっても費用は異なります。
- 住宅の構造: 古い住宅や特殊な構造の住宅の場合、追加工事が必要になる可能性があり、費用が嵩むことがあります。
一般的に、新築時に比べてリフォームでの断熱工事は費用がかかります。しかし、断熱性能が向上することで、冷暖房費が大幅に削減でき、長期的に見ると費用対効果が高いと言えるでしょう。
4-2. 工期はどれくらい?

断熱リフォームの工期は、施工範囲、施工方法、住宅の状況などによって異なります。
- 施工範囲: 全室を対象とする場合は、数週間から数ヶ月かかることもあります。
- 施工方法: 外断熱工法は、足場を組むなどの準備が必要なため、工期が長くなる傾向があります。
- 住宅の状況: 老朽化した住宅の場合、下地補修などの追加工事が必要になることがあります。
一般的には、数日から数週間程度で完了することが多いですが、大規模なリフォームの場合は、それ以上の期間がかかることもあります。
4-3. 補助金制度はある?
国や自治体によっては、断熱リフォームに対する補助金制度が設けられている場合があります。
- 国の補助金: 省エネ住宅ポイント制度など、国が実施している補助金制度があります。
- 自治体の補助金: 各自治体でも、独自の補助金制度を設けている場合があります。
補助金制度の内容や対象となる工事は、年度や地域によって異なりますので、リフォームを検討する際には、お住まいの地域の自治体や、リフォーム業者に問い合わせて、最新の情報を確認することをおすすめします。
補助金を受ける際の注意点
手続き: 申請手続きには、一定の手間がかかります。
申請期間: 補助金制度には、申請期間が定められている場合があります。
対象工事: すべての断熱リフォームが対象となるわけではありません。
5. まとめ

断熱リフォームは、快適な暮らしを実現するための有効な手段です。冬は暖かく、夏は涼しい室内環境を手に入れることで、光熱費の削減や健康増進にもつながります。 断熱リフォームを検討されている方は、ぜひプロに相談し、ご自身の住宅に合った最適なプランを見つけてください。

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最後までご覧頂きありがとうございます。
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