お風呂のサイズ、本当に今のままでいい? サイズ変更で後悔しないための基礎知識

毎日頑張るあなたにとって、一日の疲れを洗い流すお風呂は、心身をリラックスさせる大切な空間です。しかし、もし今のお風呂に「もう少し広ければ…」「なんだか寒くて落ち着かない…」といった不満を感じているなら、思い切ってサイズ変更を検討してみませんか?
この記事では、お風呂のサイズアップ・ダウンを考える際に知っておくべき基礎知識を分かりやすく解説します。メリットだけでなく、注意点も網羅することで、「こんなはずじゃなかった…」という後悔を防ぎ、理想のバスルームを実現するためのお手伝いをさせていただきます。
この記事で得れること
✓ お風呂のサイズアップ・ダウンの基礎知識
✓ リフォームする際の注意点
この記事の内容が少しでも参考になれば幸いです(^^)/
- 1. 1. はじめに:毎日使うお風呂だからこそ、見直してみませんか?
- 2. 2. 「ちょっと狭い…」と感じたら?お風呂をサイズアップするメリット
- 2.1. 2-1. 足を伸ばしてゆったり入れる快適さ
- 2.2. 2-2. 親子で一緒に入れる広さ
- 2.3. 2-3. 浴室乾燥機など、設備導入の選択肢が広がる
- 2.4. 2-4. 将来的な介護を見据えた広さ
- 3. 3. 「広すぎて寒い…」と感じたら?お風呂をサイズダウンするメリット
- 3.1. 3-1. 掃除の手間が軽減される
- 3.2. 3-2. 冬場の暖房効率がアップする可能性
- 3.3. 3-3. 空いたスペースを有効活用できる
- 3.4. 3-4. リフォーム費用の抑制につながる可能性
- 4. 4. サイズ変更で後悔しないために!知っておくべき基礎知識
- 4.1. 4-1. ユニットバスの規格とサイズ展開
- 4.1.1. 4-1-1. 代表的なサイズ(例:1616、1620、1216など)
- 4.1.2. 4-1-2. マンション・戸建てによる違い
- 4.1.3. 4-1-3. 特殊なサイズの可能性
- 4.2. 4-2. サイズアップ・ダウンの際の注意点
- 4.2.1. 4-2-1. 搬入経路の確認
- 4.2.2. 4-2-2. 排水管の位置
- 4.2.3. 4-2-3. ドアの位置や開閉方法
- 4.2.4. 4-2-4. 壁や床の構造
- 4.3. 4-3. 費用相場と工期の目安
- 4.3.1. 4-3-1. サイズ変更による費用変動
- 4.3.2. 4-3-2. グレードによる価格差
- 4.3.3. 4-3-3. 工事期間の目安
- 5. 5. 後悔しないサイズ選びのヒント:わが家の場合はどう考える?
- 5.1. 5-1. 家族構成とライフスタイルの変化
- 5.2. 5-2. 現在の不満点と理想のバスルーム像
- 5.3. 5-3. 予算と優先順位
- 5.4. 5-4. リフォーム業者との相談の重要性
- 6. 6. まとめ:理想のバスルームで、もっと快適な毎日を
1. はじめに:毎日使うお風呂だからこそ、見直してみませんか?

一日の終わりにホッと一息つけるお風呂。しかし、毎日使う場所だからこそ、小さな不満も積み重なりがちです。例えば、
- 「足を伸ばしてゆっくり浸かりたいのに、いつも窮屈に感じる」
- 「子どもが大きくなって、一緒に入ると手狭になった」
- 「冬場は浴室が寒くて、入るのが億劫になる」
- 「掃除が大変でもっとコンパクトにならないかな」
といった不満はありませんか? また、ライフスタイルの変化も、お風呂のサイズを見直すきっかけになります。家族構成が変わったり、将来の介護を見据えたりする必要が出てくるかもしれません。
本記事では、お風呂のサイズアップやサイズダウンを検討する上で、知っておくべき基礎知識を幅広くご紹介いたします。後悔しないサイズ選びのために、ぜひ読み進めてください。
2. 「ちょっと狭い…」と感じたら?お風呂をサイズアップするメリット

もし今のお風呂が狭く感じているなら、サイズアップすることで日々のバスタイムがより快適で豊かなものになります。具体的にどのようなメリットがあるのか見ていきましょう。
2-1. 足を伸ばしてゆったり入れる快適さ
浴槽が広くなることで、足を伸ばしてゆったりと湯船に浸かることができるようになります。これは、一日の疲れを癒し、リラックス効果を高める上で非常に重要です。肩までしっかりと浸かれる深さのある浴槽を選べば、さらに満足度は高まるでしょう。
2-2. 親子で一緒に入れる広さ
お子様が小さいうちはもちろん、成長してからも一緒に入浴する機会は大切なコミュニケーションの時間です。広めの浴槽であれば、親子でゆったりと入ることができ、触れ合いの時間をより豊かなものにできます。
2-3. 浴室乾燥機など、設備導入の選択肢が広がる
広い浴室には、浴室乾燥機や暖房などの設備を設置するスペースが生まれます。雨の日や梅雨時期の洗濯物の乾燥はもちろん、冬場のヒートショック対策としても有効です。快適なバスタイムを実現するための選択肢が広がります。
2-4. 将来的な介護を見据えた広さ
将来的に、手すりの設置や介助が必要になる可能性も考慮しておきたいポイントです。ある程度の広さがあれば、介助者が一緒に入浴したり、介護用の椅子などを置いたりするスペースを確保できます。
3. 「広すぎて寒い…」と感じたら?お風呂をサイズダウンするメリット

反対に、今のお風呂が広すぎて持て余していると感じるなら、サイズダウンすることで様々なメリットが生まれます。
3-1. 掃除の手間が軽減される
浴室がコンパクトになることで、壁や床の面積が減り、掃除の手間が格段に楽になります。忙しい毎日を送る方にとって、これは大きなメリットとなるでしょう。
3-2. 冬場の暖房効率がアップする可能性
広い浴室は、暖めるのに時間がかかり、暖房効率も悪くなりがちです。サイズダウンすることで、空間が狭まり、比較的短い時間で浴室全体を暖めることができるため、冬場の寒さ対策になります。
3-3. 空いたスペースを有効活用できる
お風呂を小さくすることで、浴室の外に新たなスペースが生まれる可能性があります。例えば、脱衣所を広くしたり、収納スペースを設けたりと、住まいの有効活用につながります。
3-4. リフォーム費用の抑制につながる可能性
一般的に、ユニットバスのサイズが小さくなるほど、本体価格や工事費用が抑えられる傾向があります。予算を重視する場合、サイズダウンは有効な選択肢の一つとなるでしょう。
4. サイズ変更で後悔しないために!知っておくべき基礎知識

お風呂のサイズ変更は、快適なバスタイムを実現するための重要な決断です。しかし、何も知らずに進めてしまうと、後悔につながる可能性も。ここでは、サイズ変更で後悔しないために知っておくべき基礎知識を解説します。
4-1. ユニットバスの規格とサイズ展開

現在、多くの住宅で採用されているユニットバスは、工場で生産されたパーツを現場で組み立てる浴室です。そのため、サイズには一定の規格があります。
4-1-1. 代表的なサイズ(例:1616、1620、1216など)
ユニットバスのサイズは、内寸の短辺と長辺の長さをミリメートル単位で表すのが一般的です。
例)1616:短辺 約1600mm、長辺 約1600mm
代表的なサイズとしては、以下のようなものがあります。
- 1616: 1坪タイプとも呼ばれ、戸建ての標準的なサイズです。
- 1620: 1616よりも少し横長で、洗い場が広く感じられます。
- 1216: マンションに多いコンパクトなサイズです。
- 1418: 1616よりも奥行きが少し短いタイプです。
これらの他にも様々なサイズがありますので、リフォーム業者に確認してみましょう。
4-1-2. マンション・戸建てによる違い
マンションと戸建てでは、ユニットバスの設置スペースや搬入経路などが異なるため、選択できるサイズに違いが出てくることがあります。マンションの場合は、既存の防水パンのサイズや配管の位置などが制約となる場合があります。戸建ての場合は、比較的自由にサイズを選べることが多いですが、建物の構造によっては制限を受けることもあります。
4-1-3. 特殊なサイズの可能性
一般的な規格サイズ以外にも、特殊なサイズのユニットバスや、オーダーメイドの浴室に対応できるメーカーもあります。ただし、費用は高くなる傾向があります。

『ゆきプロ』
参考例としてタカラスタンダードさんの『ぴったりサイズシステムバス』があります。この商品は、実際のスペースに合わせたサイズのシステムバスをオーダーメイドすることができます(^^)/
4-2. サイズアップ・ダウンの際の注意点

お風呂のサイズを変更する際には、様々な注意点があります。事前にしっかりと確認しておきましょう。
4-2-1. 搬入経路の確認
新しいユニットバスのパーツが、玄関や廊下、階段などを通って浴室まで問題なく搬入できるかを確認する必要があります。特にサイズアップの場合は、事前にしっかりと業者に確認してもらいましょう。
4-2-2. 排水管の位置
ユニットバスの排水口の位置は、既存の排水管の位置と合うように調整する必要があります。大幅な位置変更が必要な場合は、大掛かりな工事になる可能性があり、費用も高くなる傾向があります。
4-2-3. ドアの位置や開閉方法
浴室ドアの位置や開閉方法は、使い勝手に大きく影響します。サイズ変更によってドアの位置を移動したり、開き戸から折れ戸や引き戸に変更したりする場合は、動線やスペースを考慮して慎重に検討しましょう。
4-2-4. 壁や床の構造
特に戸建ての場合、浴室の壁や床の構造がユニットバスの設置に適しているかを確認する必要があります。場合によっては、下地の補強工事などが必要になることがあります。
4-3. 費用相場と工期の目安

お風呂のリフォーム費用は、サイズ変更の有無やユニットバスのグレードによって大きく変動します。
4-3-1. サイズ変更による費用変動
一般的に、サイズアップするほどユニットバス本体の価格や設置費用が高くなる傾向があります。サイズダウンの場合は、比較的費用を抑えられる可能性があります。
4-3-2. グレードによる価格差
ユニットバスには、様々なグレードがあり、搭載されている機能や素材によって価格が大きく異なります。予算に合わせて、必要な機能を見極めることが大切です。
4-3-3. 工事期間の目安
一般的なユニットバスの交換工事の期間は、2~3日程度が目安ですが、サイズ変更や付帯工事の内容によっては、さらに日数がかかる場合があります。事前に業者に確認しておきましょう。

『ゆきプロ』
お風呂リフォームの費用について詳しく知りたい方は、WEB上で計算できる『ゆきプロ見積りシミュレーション』をご利用ください(^^)/
↓↓↓
5. 後悔しないサイズ選びのヒント:わが家の場合はどう考える?

最適なお風呂のサイズは、ご家庭の状況によって異なります。以下のポイントを参考に、ご自身の家庭にとって最適なサイズを検討してみましょう。
5-1. 家族構成とライフスタイルの変化
現在の家族構成だけでなく、将来的な家族構成の変化やライフスタイルの変化も考慮しましょう。例えば、将来的に介護が必要になる可能性があれば、少し広めのサイズを検討するのも良いかもしれません。
5-2. 現在の不満点と理想のバスルーム像
今のお風呂の何に不満を感じているのかを明確にし、どのようなバスルームにしたいのかという理想像を描きましょう。広さだけでなく、デザインや機能なども含めて考えると、より具体的なイメージが湧いてきます。
5-3. 予算と優先順位
リフォームには予算があります。広さ、デザイン、機能など、何を最も重視するのか優先順位をつけ、予算内で実現できる最適なバランスを見つけましょう。

『ゆきプロ』
最新のシステムバスは、選べるオプションが豊富にあります。オプション選びについては下の記事にまとめているので、興味がある方は併せてご覧ください(^^)/
↓↓↓
5-4. リフォーム業者との相談の重要性
最終的なサイズ選びは、専門的な知識を持つリフォーム業者と相談しながら進めるのが最も確実です。業者は、搬入経路の確認や排水管の位置、建物の構造などを考慮した上で、最適な提案をしてくれます。遠慮せずに、希望や不安を伝え、納得のいくまで相談しましょう。
業者選びの注意点
リフォーム業者を選ぶ際は、会社の規模や実績、評判だけを重視するのは危険です。大事なことは、実際に対応してくれる担当者の実績や経験、知識です。また親身に対応してくれるかどうかも大事なポイントになります。
6. まとめ:理想のバスルームで、もっと快適な毎日を
お風呂のサイズ変更は、日々の快適性を大きく左右する重要なリフォームです。この記事で解説した基礎知識を参考に、ご自身のライフスタイルや将来設計、予算などを考慮しながら、最適なサイズを見つけてください。信頼できるリフォーム業者としっかりと相談し、後悔のない理想のバスルームを実現して、もっと快適な毎日を送りましょう。

『ゆきプロ』
最後までご覧頂きありがとうございます。
満足のいくお風呂リフォームをご検討の方は、大阪府豊中市のリフォーム会社『ゆきプロ』へお早めにご相談ください。
ゆきプロは少数精鋭。経験、実績のあるスタッフのみのプロ集団です。
お見積り無料!お気軽にお問合せください(^^)/