【豊中市】水まわりリフォームだけでは補助金は使えない|みらいエコ住宅2026事業のトリガールーム条件と上限80万円

「今年の補助金で、お風呂を新しくできますか?」——この夏、弊社にも同じご相談が続けて届いています。結論から申し上げます。2026年度の代表的な補助金「みらいエコ住宅2026事業」は、浴室・洗面所・トイレの設備を入れ替えるだけでは使えません。
これは弊社の見解ではなく、制度そのものの設計です。公式サイトには、浴室・脱衣室・洗面所・トイレが「居室と認められない室」としてはっきり列挙されています。
ただし、条件を正しく理解すれば水まわりの工事も補助額に算入できますし、豊中市に多い築20〜35年の住宅なら、壁や床の断熱工事をしなくても要件を満たせる場合があることも分かりました。この記事では、豊中市・北摂で水まわりリフォームを手がける弊社が、公式サイトの原文で確認した2026年8月14日時点の内容を、「使えない条件」から順に正直にご説明します。
この記事で得られること
✓ 浴室・洗面所・トイレが補助金の「入口」になれない理由がわかります
✓ 豊中市に多い築20〜35年で、現実的に狙える上限額と成立条件がわかります
✓ 補助金がゼロになる3つの落とし穴を、契約前に避けられます
この記事の内容が少しでも参考になれば幸いです(^^)/
- 1. 1. 結論:設備を入れ替えるだけでは、2026年の補助金は使えません
- 2. 2. 理由は「トリガールーム」|水まわりは公式に"居室ではない"と書かれている
- 3. 3. 補助上限は「一律100万円」ではありません|4段階の実額
- 4. 4. 築20〜34年なら、壁や床の断熱工事なしで要件を満たせる場合があります
- 5. 5. 要件さえ満たせば、水まわりの工事も補助額に算入できます
- 6. 6. 水まわり単体でも使える可能性がある制度は2つあります
- 7. 7. 補助金がゼロになる3つの落とし穴
- 8. 8. 2026年8月14日時点の予算状況と、逆算スケジュール
- 9. 9. よくあるご質問
- 10. まとめ
1. 結論:設備を入れ替えるだけでは、2026年の補助金は使えません

ユニットバスの交換、洗面台の交換、便器の交換。これらを単独で行っても、みらいエコ住宅2026事業の補助金は1円も出ません。理由は、この制度が「省エネ改修を行った住宅」に対する補助であり、設備の入れ替えそのものを補助する制度ではないからです。
補助を受けるには、まず「要件化工事」と呼ばれる断熱工事を、住宅内の1つの居室で行う必要があります。この居室のことを、制度上「トリガールーム」と呼びます。トリガールーム(引き金となる部屋)で断熱工事が成立して初めて、住宅全体のリフォーム工事が補助金の計算対象になる——これが2026年度の制度の骨格です。
そして浴室・洗面所・脱衣室・トイレは、このトリガールームになれません。まずはここを押さえてください。
2. 理由は「トリガールーム」|水まわりは公式に"居室ではない"と書かれている


『ゆきプロ』
浴室・洗面所・トイレが補助金の入口になれないのは、建築基準法上の「居室」に当たらないためです。そして水まわり4点のうち、キッチンだけが唯一の例外です。
2-1 要件化工事は「窓+躯体(+設備)」の組み合わせ
要件化工事は2系統あります。
- 義務基準に相当する工事=①開口部(窓・ドア)の断熱改修 + ②躯体(壁・屋根天井・床)の断熱改修 + ③特定エコ住宅設備(高効率給湯器または高効率エアコン)の設置
- 次世代省エネ基準に相当する工事=①開口部の断熱改修 + ②躯体の断熱改修
どちらにも「①開口部の断熱改修」が入っています。つまり、窓かドアの断熱工事は実質的に必須です。浴室のユニットバスをどれだけ高性能なものに替えても、窓を触っていなければ入口が開かない、という構造になっています。
2-2 公式が挙げる「居室と認められない室」に、水まわりが並んでいる
制度上の「居室」とは、居住・執務・作業・集会・娯楽といった目的のために継続的に使用する室を指します(建築基準法第2条4号)。公式の交付申請の手引きでは、両者が明確に区別されています。
| 区分 | 公式が挙げている室 |
|---|---|
| 居室(トリガールームにできる) | 居間(リビング)/食事室(ダイニング)/台所(キッチン)/応接室/書斎/寝室/子供部屋/客間/趣味室/作業室 |
| 居室と認められない室 | 玄関/廊下/階段/浴室/シャワールーム/脱衣室/洗面所/トイレ/パウダールーム/納戸/サービスルーム/ランドリールーム/押し入れ/パントリー/ウォークインクローゼット/サンルーム/インナーバルコニー/物置/車庫 |
「洗面所の窓を内窓にすれば補助金が出る」という説明を見かけることがありますが、これは誤りです。洗面所はトリガールームになれないため、リビングや寝室など居室側で要件化工事を行うことが前提になります。
ちなみに、豊中市に多い築20〜35年の分譲マンションで洗面所に窓がないのは、欠陥ではありません。居室でない部屋には採光・換気のための開口部の基準が適用されないため、そもそも窓を設ける必要がないのです。窓がない理由と、補助金の入口になれない理由は、同じ1つの事実から来ています。
2-3 水まわりで唯一、キッチンだけはトリガールームにできる

ここが見落とされがちな点です。台所(キッチン)は公式の「居室」の例に含まれています。したがって、外皮(外気に接する面)に面した窓のあるキッチンであれば、その窓を断熱改修することでトリガールームにできます。
ただし条件があります。トリガールームに存在する、外皮に面したすべての開口部を改修する必要があります(0.2㎡未満の小窓は除く)。キッチンに窓が2つあれば2つとも、勝手口ドアがあればドアも対象です。「大きい窓だけ内窓にする」では要件を満たせません。
補足
なお、キッチンの窓を断熱改修しても、システムキッチンの交換そのものが自動的に補助対象になるわけではありません。補助額として計上できるのは、後述する対象メニューに該当する工事だけです。
2-4 居室でも、トリガールームに選べない場合がある
以下に当てはまる居室は、トリガールームとして認められません。
- 外皮に面する開口部がない居室(納戸など)
- 外皮に面する開口部の一部だけを断熱改修した居室
- 2025年11月27日以前に、開口部や躯体の断熱改修を済ませてしまった居室
- 壁や建具で仕切られていない空間(つながっている範囲を1つの居室とみなします)
- 住宅以外の用途で使用している居室
マンションにお住まいの方に有利に働く規定もあります。トリガールームの天井が上階の住戸・部屋と接している場合、または床が下階の住戸・部屋と接している場合、その部位については躯体の断熱改修を行ったものとみなすことができます。中住戸であれば、天井と床の2部位が最初から満たされている計算になります。
3. 補助上限は「一律100万円」ではありません|4段階の実額


『ゆきプロ』
「リフォームで最大100万円」という表現をよく見かけますが、100万円が出るのは限られた条件のときだけです。実際は、住宅の新築時期と工事内容の組み合わせで4段階に分かれます。
| 対象住宅の新築時期 | 義務基準に相当する工事 (窓+躯体+設備) | 次世代省エネ基準に相当する工事 (窓+躯体) |
|---|---|---|
| 1991年(平成3年)12月31日以前 =築35年以上 | 上限100万円/戸 | 上限50万円/戸 |
| 1992年(平成4年)〜2016年(平成28年) =築10〜34年 | 上限80万円/戸 | 上限40万円/戸 |
ここで豊中市の住宅事情に当てはめてみます。蛍池・岡町・庄内・服部・曽根といった阪急沿線には、築20〜35年の戸建て・分譲マンションが数多くあります。築35年(1991年築)が、ちょうど100万円枠と80万円枠の境目です。
つまり豊中市で現実的に狙えるのは、多くの場合80万円が上限。「最大100万円」は、築35年を超える住宅で義務基準の工事を行った場合の数字です。届かない数字で期待を持っていただくより、届く数字を先にお伝えするほうが誠実だと弊社は考えています。
また、1回の交付申請で申請する補助額の合計が5万円以上でなければ申請できません(先進的窓リノベ2026事業・給湯省エネ2026事業などで交付決定を受けている場合は2万円以上に緩和されます)。「節湯水栓1つだけ」では下限に届かない、ということです。
関連記事
補助金の話とは別に、リフォームの金額そのものがなぜ会社によって違うのかについては、弊社の実際の施工事例16件(16万円〜720万円)を公開した記事で詳しく解説しています。あわせてご覧ください。
4. 築20〜34年なら、壁や床の断熱工事なしで要件を満たせる場合があります


『ゆきプロ』
ここが、この記事でいちばんお伝えしたい内容です。「補助金を使うには壁や床を剥がす大工事が必要」と思われがちですが、窓の性能次第で、躯体の断熱改修は不要になります。
4-1 窓の性能区分が上がるほど、必要な躯体工事が減る
要件化工事の組み合わせは、住宅の新築時期と、トリガールームに設置した窓の性能区分で決まります。豊中市に多い1992年〜2016年新築の住宅を「義務基準」に適合させる場合、組み合わせは次のとおりです。
| トリガールームの窓の最低性能区分 | 必要な躯体の断熱改修 | 設備 |
|---|---|---|
| P(熱貫流率1.1以下) | 不要 | 高効率給湯器 または 高効率エアコン |
| S(1.5以下) | 不要 | |
| A(1.9以下) | 1部位 | |
| B・C(2.9以下) | 2部位 |
性能区分がPまたはSの窓を入れれば、躯体の断熱改修は不要です。樹脂サッシ+Low-E複層ガラスの内窓であれば、この水準に届く製品があります。しかも前述のとおり、マンションの中住戸なら天井と床の2部位は最初から満たされているため、性能区分Bの内窓でも要件が成立する計算になります。
注意点
性能区分P・S・A(内窓を除く)の窓は、みらいエコ住宅2026事業ではなく「先進的窓リノベ2026事業」の補助対象になります。ただし、窓リノベ側で補助を受けた工事を、みらいエコ住宅2026事業の要件化工事として申請することは可能です。補助はより手厚い窓リノベで受けつつ、みらいエコ住宅の入口も開ける——という組み立てができます。
4-2 給湯器の補助を受けていれば、設備の要件は満たされる
義務基準には「③特定エコ住宅設備の設置」が必要ですが、ここにも抜け道ならぬ正規の近道があります。


給湯省エネ2026事業または賃貸集合給湯省エネ2026事業で交付決定を受けている場合、みらいエコ住宅2026事業の「特定エコ住宅設備の設置」を実施したものとして取り扱われます。エコキュートの交換で給湯省エネ2026事業の補助を受けていれば、それがそのまま要件化工事の3つ目としてカウントされる、ということです。
補足
特定エコ住宅設備はトリガールーム内に設置する必要はありません。住宅のどこに設置してもかまいません。寝室をトリガールームにして、給湯器は屋外、という組み合わせで問題ありません。
4-3 豊中市で現実的なルート
以上をまとめると、豊中市の築20〜34年の住宅で、もっとも現実的に補助金の入口を開ける組み立ては次のようになります。
- リビングまたは寝室(=居室)の窓を、すべて高性能な内窓にする(トリガールームの成立)
- 給湯器をエコキュート等に交換し、給湯省エネ2026事業で申請する(特定エコ住宅設備の充足)
- その上で、浴室・洗面所・トイレの工事を補助額として積み上げる
この順番であれば、壁や床を解体する大工事をしなくても、水まわりリフォームに補助金を乗せられる可能性があります。「水まわりだけでは使えない」の裏返しとして、「窓と給湯器を一緒にやれば道が開く」というのが、現場から見た正直な答えです。
5. 要件さえ満たせば、水まわりの工事も補助額に算入できます


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トリガールームで要件化工事が成立すれば、補助金の計算対象は住宅全体のリフォーム工事に広がります。トリガールーム内の工事に限られません。水まわりで対象になる主なメニューと補助額は次のとおりです。
5-1 エコ住宅設備の補助額
| 設備 | 補助額 |
|---|---|
| 節水型トイレ(掃除しやすい機能あり) | 34,500円/台 |
| 節水型トイレ(上記以外) | 31,500円/台 |
| 高断熱浴槽 | 48,000円/戸 |
| 節湯水栓 | 9,000円/台 |
| 第一種換気設備(ダクト式) | 70,000円/セット |
| 第一種換気設備(ノンダクト式) | 20,000円/台 |
| 太陽熱利用システム | 45,000円/戸 |
| 蓄電池 | 96,000円/戸 |
いずれも事務局に登録された型番の製品を使った工事だけが対象です。カタログ上で性能を満たしていても、登録がなければ補助を受けられません。ここは契約前に必ず確認が必要な部分です。
参考までに、弊社の施工事例で言えば、豊中市のマンションで内装を触らず便器のみを交換したケースは工期1日・16万円、断熱性能と清掃性を重視して浴室を刷新したケースは工期3日・約130万円でした。工事の内容によって金額はまったく変わるため、補助額だけを見て判断せず、総額でご検討ください。
5-2 レンジフードは「換気設備」では対象外、別の枠では対象

ここは非常に混同されやすい部分なので、正確にお伝えします。
- 「第一種換気設備」としては対象外。対象になるのは、給気と排気の双方に送風機を用い、かつ熱交換機能を備えた設備です。一般的なレンジフードは該当しません。
- 「子育て対応改修(家事負担の軽減に資する設備)」としては対象。一定の条件を満たす「掃除しやすいレンジフード」は15,600円/戸の補助対象です。
なお「子育て対応改修」という名称ですが、リフォームについては世帯の制限がなく、全世帯が対象です。お子様がいらっしゃらないご家庭でも使えます。
5-3 浴室乾燥機・食洗機・対面化・バリアフリーも対象
| 工事・設備 | 補助額 |
|---|---|
| キッチンセットの交換を伴う対面化改修 | 106,800円/戸 |
| ビルトイン食器洗機 | 30,000円/戸 |
| 浴室乾燥機 | 27,600円/戸 |
| ビルトイン自動調理対応コンロ | 18,000円/戸 |
| 掃除しやすいレンジフード | 15,600円/戸 |
| 宅配ボックス | 13,200円/戸 |
| 手すりの設置 | 7,200円/戸 |
| 段差解消 | 8,400円/戸 |
| 廊下幅等の拡張 | 33,600円/戸 |
| 高効率エアコン | 52,000円/台 |
金額として大きいのが対面化改修の106,800円/戸です。ただし要件は細かく、改修前後のレイアウトについて「シンク・調理台・コンロに正対して立ち、左右90度を見渡したときにリビングまたはダイニングの過半を視認できる位置が2箇所以上」といった判定があり、改修前の写真がなければ申請できません。
弊社では、茨木市のマンションフルリノベーションで既存のキッチン本体を再利用しながら対面型を実現した事例があります。対面化=キッチンの買い替えが必須、とは限りません。なお、対面化改修で補助を受ける場合、「掃除しやすいレンジフード」「ビルトイン自動調理対応コンロ」の補助は重ねて受けられませんのでご注意ください。
6. 水まわり単体でも使える可能性がある制度は2つあります


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窓の工事が難しい場合でも、水まわり単体で使える制度が2つあります。「みらいエコ住宅2026事業が使えない=補助金がまったく使えない」ではありません。
6-1 給湯省エネ2026事業(窓の工事は不要)

高効率給湯器の導入に対する経済産業省の補助制度です。こちらは断熱工事の要件がなく、給湯器の交換単体で申請できます。
| 設置する給湯器 | 基本額 | 性能加算 | 合計(最大) |
|---|---|---|---|
| エコキュート(ヒートポンプ給湯機) | 7万円/台 | 3万円/台 | 10万円/台 |
| ハイブリッド給湯機 | 10万円/台 | 2万円/台 | 12万円/台 |
| エネファーム(家庭用燃料電池) | 17万円/台 | なし | 17万円/台 |
ここでも正直にお伝えすべき点があります。一般的なガス給湯器(エコジョーズ)は対象外です。対象はエコキュート・ハイブリッド給湯機・エネファームの3種類のみで、この点を勘違いされている方が非常に多くいらっしゃいます。
また、既存機器の撤去による加算もありますが、電気蓄熱暖房機の撤去(4万円/台・2台まで)は寒冷地中心の設備で、関西の一般住宅にはまず設置されていません。「最大18万円」という数字は豊中市では非現実的で、電気温水器の撤去(2万円/台)を含めた12万円程度が現実的な上限とお考えください。
弊社は給湯省エネ2026事業の登録事業者です。この補助金は消費者が直接申請できず、登録事業者しか申請できません。対象機種のご提案から交付申請の代行まで、弊社で一括して対応できます。
6-2 介護保険の住宅改修(豊中市)

要支援・要介護の認定を受けている方がお住まいの住宅では、介護保険の住宅改修が使えます。上限20万円で、手すりの取付け、段差の解消、扉の取替え、洋式便器への取替えなど6種類の工事が対象です。
この制度は工事前の事前申請が必須です。工事が終わってからでは申請できませんので、ケアマネジャーへのご相談を先に進めてください。豊中市の窓口は保険給付課(06-6858-2295)です。
7. 補助金がゼロになる3つの落とし穴


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要件を満たしていても、手順を1つ間違えるだけで補助金がまったく受け取れなくなります。特に多い3つを挙げます。
7-1 「ネットで安く買って、工事だけ頼む」は対象外
住宅の所有者が設備を購入し、取り付けだけを施工業者に依頼する工事(いわゆる施主支給・材工分離)は、みらいエコ住宅2026事業・給湯省エネ2026事業のいずれでも補助対象外と公式に明記されています。
本体をネット通販で安く購入して数万円を節約した結果、最大10万円の補助を丸ごと失う——というのは実際に起こりうる話です。補助金を使うなら、機器の手配から工事まで登録事業者に一括で依頼するのが前提になります。
7-2 契約より前に着工した工事、工事前写真のない工事は対象外
工事請負契約は、必ず工事の着手前に締結する必要があります。契約より前に着工した工事は補助対象になりません。
そして見落としが多いのが工事前の写真です。公式サイトにも「必ず工事前の写真を撮影してください。忘れた場合、補助金の交付を受けることはできません」と明記されています。撮り直しがきかないため、解体を始めた時点で取り返しがつかなくなります。トリガールームについては、工事後に壁面と天井すべてを撮影した写真も必要です。
7-3 登録のない業者との契約は対象外
これらの制度は、いずれもあらかじめ登録した事業者が施主に代わって申請する仕組みです。消費者ご自身では申請できません。登録のない業者と契約してしまうと、後から補助金を申請することはできません。
また、補助金は事業者に交付され、そこから施主へ還元されます。還元の方法(工事代金への充当か、現金での支払いか)と時期は、契約前に書面で合意する決まりになっています。ここを曖昧にしたまま契約を進める業者には注意してください。
弊社は両制度の登録事業者ですので、還元方法と時期を契約時に書面でご確認いただいたうえで進めていただけます。「登録があるかどうか」は、各制度の公式サイトの事業者検索でどなたでも確認できます。業者選びの際は、口頭の説明だけで判断せず、一度ご自身で検索してみてください。
8. 2026年8月14日時点の予算状況と、逆算スケジュール


『ゆきプロ』
結論から言えば、みらいエコ住宅2026事業のリフォーム枠は現時点で予算に大きな余裕があります。ただし給湯省エネ2026事業は消化が進んでいます。
| 制度 | 予算に対する補助金申請額の割合 |
|---|---|
| みらいエコ住宅2026事業(リフォーム枠・予算300億円) | 3% |
| 給湯省エネ2026事業 | 37% |
| 給湯省エネ2026事業(撤去加算の枠) | 18% |
制度上のスケジュールは次のとおりです。
- 工事の着手:2025年11月28日以降(工事請負契約は着手前に締結)
- 工事の完了:遅くとも2026年12月31日まで
- 交付申請の受付:2026年6月30日〜予算上限に達するまで(遅くとも2026年12月31日)
- 交付申請の予約:遅くとも2026年11月16日まで
年内の完工から逆算すると、8月中旬の今は決して早すぎるタイミングではありません。設備の納期は発注から2〜6週間、人気カラーや特注サイズでは4〜6週間かかります。マンションでは管理組合への工事申請に2〜4週間必要なこともあります。窓と給湯器と水まわりを組み合わせる工事であればなおさら、9月〜10月には契約まで進めておきたいところです。
ただし予算の消化状況は毎日動きます。ご検討の際は、その時点の数字を必ずご確認ください。
9. よくあるご質問
浴室のリフォームだけで補助金は使えますか?
みらいエコ住宅2026事業では使えません。浴室は制度上の「居室」に当たらず、トリガールームにできないためです。リビングや寝室など居室側で窓の断熱改修を行えば、そのうえで高断熱浴槽(48,000円/戸)などを補助額に算入できます。
洗面所の窓を内窓にすれば補助対象になりますか?
洗面所は居室ではないため、その窓を改修してもトリガールームにはできません。ただし、先進的窓リノベ2026事業では居室かどうかを問わない工事もあるため、窓の性能や工事内容によっては別の制度で補助を受けられる可能性があります。現地の状況を確認したうえでご提案します。
築30年のマンションです。上限はいくらですか?
1996年ごろの新築であれば「平成4年〜平成28年」に該当するため、義務基準に相当する工事で上限80万円/戸、次世代省エネ基準に相当する工事で上限40万円/戸です。新築時期は建物の不動産登記全部事項証明書で確認します。
壁や床の断熱工事は必ず必要ですか?
必ずしも必要ではありません。1992年〜2016年新築の住宅では、トリガールームの窓の性能区分がPまたはSであれば躯体の断熱改修は不要です。またマンションの中住戸では、天井と床が上下の住戸と接している場合、その2部位は断熱改修が行われたものとみなされます。
設備をネットで安く買って、取り付けだけお願いできますか?
工事としてはご相談を承れますが、その場合は補助金が使えなくなります。施主支給・材工分離の工事は、みらいエコ住宅2026事業・給湯省エネ2026事業のいずれでも補助対象外です。補助額と本体価格の差を含めて、一度総額で比較されることをおすすめします。
みらいエコ住宅2026事業と給湯省エネ2026事業は併用できますか?
補助対象が重複しなければ併用できます。同一の工事請負契約・同一の工期でも問題ありません。ただし、同じ1台の給湯器に対して両方の補助を受けることはできません。給湯器は給湯省エネ2026事業で申請し、それをみらいエコ住宅2026事業の要件化工事としてカウントする組み立てが一般的です。
豊中市以外でも対応してもらえますか?
対応いたします。弊社は豊中市を拠点に、大阪府北摂(池田市・箕面市・吹田市・茨木市・摂津市など)、兵庫県東部(尼崎市・伊丹市・宝塚市・川西市・芦屋市など)、京都市の一部まで対応しています。現地調査・お見積りは無料です。
まとめ
2026年のリフォーム補助金について、「使えない条件」から順にご説明しました。
- 浴室・洗面所・脱衣室・トイレは制度上の「居室」ではないため、補助金の入口(トリガールーム)にできない
- 水まわり4点のうち、キッチンだけは居室に含まれるため、外皮に面した窓をすべて改修すればトリガールームにできる
- 補助上限は一律100万円ではなく4段階。豊中市に多い築20〜34年では80万円が現実線
- 窓の性能区分がP・Sなら躯体の断熱工事は不要。給湯省エネ2026事業の交付決定があれば設備要件も満たせる
- 施主支給・材工分離、契約前の着工、工事前写真の撮り忘れは、補助金がゼロになる
補助金は「使えたら嬉しいもの」であって、リフォームの目的そのものではありません。条件に無理に合わせて要らない工事を増やすより、必要な工事を適正な金額で行うほうが、結果的にご満足いただけることのほうが多い——というのが、現場を見てきた弊社の実感です。
そのうえで「使えるなら使いたい」という方には、お住まいの新築時期・窓の状況・ご希望の工事内容をうかがったうえで、成立するか/しないかを最初に正直にお伝えします。経験豊富な営業担当者が現地を確認し、必要に応じて職人や代表も同行します。現地調査・お見積りは無料です。豊中市・北摂・兵庫県東部にお住まいで、この夏から秋にかけてリフォームをご検討中の方は、お気軽にご相談ください。
※補助制度は年度や予算状況によって内容が変わります。本記事は2026年8月14日時点で各制度の公式サイトを確認した情報をもとにしています。最新の情報は各事業の公式サイトをご確認ください。
監修:株式会社石川工務店(ゆきプロ)
LIXILリフォームショップ加盟店/TOTO・Panasonic等 主要メーカー対応/代表が現役職人の自社施工/みらいエコ住宅2026事業 登録事業者・給湯省エネ2026事業 登録事業者。本記事の内容は、豊中市を中心に北摂・兵庫県東部で浴室リフォームを手がける弊社が、実際の施工現場の経験にもとづいて確認しています。

『ゆきプロ』
最後までご覧頂きありがとうございます。
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